姫路薬剤師会よりご挨拶
一般社団法人 姫路薬剤師会のホームページをご覧いただき有難うございます。
このたび会長を拝命しました泉です。
「薬剤師は調剤・医薬品の供給、その他薬事衛生をつかさどることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と、薬剤師法第1条に薬剤師の任務が明記されています。
この使命を果たすため、当会は人口50万人超える中核市である姫路市と福崎町、市川町、神河町を有する神崎郡に亘る中播磨において、現在約270薬局、薬剤師約680名余の会員で構成された薬剤師の職能団体です。
患者様が安心してお薬を飲んでいただき、そして気軽に健康相談に伺っていただけるように、薬剤師がまちの相談役として認識されるよう努めてまいります。
お薬手帳を通じて、医師に伝えたいこと、薬剤師に伝えたいことをご記入いただき、健康管理に役立てていただきたいのと、災害時にはお薬手帳があることでいつもの薬を準備しやすい環境になります。お薬手帳をもっと有効利用していただきたいと思います。
薬剤師は薬局や病院だけでなく、様々な場所に配置されています。学校薬剤師として保育園から高校まで各学校に配置されています。養護教諭と共に学校の環境衛生と公衆衛生を管理指導しています。また、スポーツファーマシストとしてサプリや健康食品、薬の内服時に選手へのアドバイザーとして活動していたり、禁煙支援薬剤師は禁煙をしたい方への応援とサポート、禁煙補助剤の購入時の服薬指導を行っています。災害支援薬剤師は有事の際に被災地へ入り、災害支援活動を行い、平時は防災に関する準備、訓練を行っています。これ以外にも様々な場所で薬剤師は活動しています。
行政との連携、在宅医療への推進から病気にならないための日頃からの健康づくりに取り組んでいます。
地域の皆様には、「かかりつけの薬局」をもち、健康・医療・福祉に関わることなら何でも相談できる「かかりつけの薬剤師」を作っておくことが、自らの健康を守るために大切で医療の安心・安全の確保につながると考えています。
これからも薬剤師が、医療の担い手として、少しでもお役に立てるよう努めさせていただきますので、ご理解ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人姫路薬剤師会
会長 泉 憲政